研究室見学 その1

地域食物科学科3年生が研究室見学に来てくれた。

地域食物科学科では、3年生の10月頃には研究室配属先を決定している。担任の意向に依るが、大体7月頃に研究室配属案(どこに何人配属できるか)を担任が学生に提示し、それ以降夏休みを挟んで研究室見学に学生が伺伺い、希望の研究室を絞る。今年の3年生の担任は事情があって自分が受け持っている。ちなみに、4年生の担任も自分。ということで、研究室見学は必ず行うように、とケツを叩いたが、いつもながら積極的な学生さんとそうでない学生さんに分かれてしまった。まぁ、先輩などから研究室の情報を得ていれば別に研究室見学をする必要もないのかもしれないけどね。

で、うちの研究室を希望する学生さんがラボに見学に来てくれた。いつも通り、自分と話してから学生のスタッフと雑談、という流れ。別に飾る必要はないので、素のままで。ありのままのラボが見れたかな、と思う。

さて、今年はどんな学生さんがラボに来てくれるのかな。

県職ゲット♪

県職ゲットしたべ!

もちろん自分ではなくラボのスタッフであるが。地方上級てやつだな(今は大学卒程度ってやつに名前が変わったかな)。地頭の良い子だし、学生時代、勉強もたくさんしてたしね。心配だったのは面接試験。公務員試験の面接ってコミュニケーション能力の高い学生が必ず受かるわけでもないからね。判断基準が良く分からないのよ、未だ。まぁ、彼女は筆記も面接も大丈夫だと思っていたけどね。卒業生の就職先は、ラボの業績の一つになるので、感謝だね、ちなみに、山梨県ではないのもミソ。

オフィスに来て「先生のおかげです!」ってお礼を言われたけど、自分、何もしていないから。何の貢献もしていないから。強いて言えば、公務員試験が終わるまでは卒業研究は適当に放っておけ、とアドバイスをしたくらいかな。だって、実験なんて、アカデミックに生きる人以外、人生を左右するほどの重要事項ではないしね。公務員試験に受かってからさぼった分を取り返せる(=倍働けば時間的には帳消しできる)のよ、実験なんて。今日、明日で競争しているぶにゃでもないからね。もっとも、4年生の春から公務員試験の勉強に集中するために、3年生のうちにちゃんとやるべきことはやっていましたよ、彼女は。データもぶりっとあるしね。論文になるんちゃう、彼女のデータは。

ちなみに、うちのラボから受けるのはほとんど農業職。県庁の農政部とか、県の農業試験場などで働くってやつ。普及員として現場も勉強できる。農業関係の職に就きたいって学生は、県の公務員を目指しても良いと思いますよ。

旗振り

一か月に一度の PTA 活動。

それは交差点での旗振り。PTA活動で最も好きな奉仕活動である。理由は簡単。朝遅くまで寝ていられるので。7時までは寝ていられるからね。7時って普通にオフィスに居る時間だからね。いつも通りの時間にオフィスに行ってから交差点に向かっても良いんだけど、まぁ、一か月に一回くらいは朝にだらだらしたいのよ。

ちなみに、朝が早いのは、

土日、休日・・・(理由)犬の散布に行くため

平日

旗振りの日

の順だな。

ということで、遅くまで寝ていた旗振りの日は朝から元気いっぱいである。

蹴りを喰らった

蹴りって言っても、暴力のキックではないよ。

その名は、Editor kick 。reviewers にも回らない「玄関でお帰りください 」ってやつですな。休み明けの一発目の仕事として投稿した論文ですな。ちょっとハードルが高いかな?と思っていた論文だったが、審査にも回らないとは思わなかった。あぎぃぃぃ。

editor も優しいもので、

「. I believe this work would be more suitable for another type of journal more interested in viticultural studies.」

だってさ。ただのブドウ屋はけえれってヤツですな。

まぁ、確かに、ね。投稿した雑誌は、originality に加え、general interest を求めているからね。投稿するときは、これはイケるべ!!!って思っていたけど、リジェクトされたら、ちょっと、というか全く general interest は届いていないって感じるのは何故なんだろうね。論文書き→投稿のときはモチベーションが上がってて冷静さを欠いているのかね。

とは言え、面白い論文だと思うんだよなぁ。ファーストオーサーに相談したら、もう少しチャレンジしましょう!というので、今年の圃場データも足して再チャレンジだな(そういう問題ではないかもしれないけど・・・)。

やるしかないでしょ!

リバイズ論文投稿

リバイズ論文を投稿した。

リバイズの期限が3週間だったのでギリギリ期限内に投稿出来たな。ふぅ。reviewers のコメントについてファーストオーサーと話し合った結果、ひとつ追加で実験をした方が良いと判断。しかしお盆を挟んでいたので、自分は追加実験が必要なコメント以外を超高速ですべて片付けお盆休みに突入、ファーストオーサーは残念ながらお盆休み中も実験を組まざるを得なかった。で、無事に投稿出来たわけである。お疲れ様でした。

しかし、この追加データは論文には組み込まないデータなのよね。ひとりの reviewer のコメントに応えるためだけの実験データなのよね。response letter に追加データをべた張りってやつ。そのreviewer がこうなんちゃうの?っていうから、そうではないっしょ、と答えるためのデータだからね。論文のストーリーに関係ないデータなので(全く関係ないわけではないが、’超’蛇足って感じ。だから、論文に入れない)。reviewer が論文に入れろって言ってきたら入れるかもしれないけど、そうなると論文を大きく書き変えることになるかもな。まぁ、今回の revision ではこの対応が better でしょ。

ということで、論文がまた一つ審査の旅へ立った。次の論文ももうちょいって感じ。

やるべ。

1文1文を大事に!

子供に驚かれた。

「英語の論文書きなんて1時間で2-3行しか進まない時はざらだよ」って言ったら、「まじ!?仕事してへんやん!」って驚かれた。

夏休みの宿題で作文を書いている息子に、「適切な主語、述語、目的語を選んで、1文1文を大事にかくことが重要だよ」と教えていた時に自分の論文書きのことを話した時の出来事。いや、仕事はしているのだ、しているのだが、書いては消して、消しては書いて、としていたらそれくらいしか進まない時もあるのだよ、息子よ。1文1文大事に書くことが重要なのだよ、息子よ。1文で論文が台無しになることもあるのだよ、息子よ。

自分の論文を書くスピードはそんなに遅くはないと思うが、特に Introduction は1文、1文に気を使っている(≒ 気を遣うように気を使っている)ため、Introductionを書き上がるのに時間はかかっているかな。1時間で2-3行しか進まないってときも、ほんまにある。ざらにあるってのは大げさだけどね。Introduction で正確な単語を選ばないと、その後がボロボロになるので、参考文献を読んでどのような単語の使い方をしているかチェックしたりしてたりする時もある。そうこうしているととあっという間に時間が過ぎて、1時間に2行しか進んでいない時も。でも、まぁ、こんなのは Introduction だけ。他の sections は Introduction で使用した単語を用いて説明していくだけなので、1時間で2-3行しか進まないってのはないけどね。


ということで、今日の標語

1文1文を大事に!

ようやくペースが戻ってきたかな

夏休みが明けてから1週間。ようやく仕事のペースが戻ってきたかな。

今年は東北への帰省を止めて、甲府でゴロゴロした夏休みであった。カレンダー的には10日の休みであったが、4日ほど大学で仕事があったので、「出て出て、休んで休んで」という感じだったかな。なので、がっつり休んだ感がなく、夏休み明けすぐの頃はなかなか仕事のペースが上がらなかった。だらだら休んだ感じで、リフレッシュできていないってやつ。いつもの夏休みなら、早く論文書きてぇ~っという気持ちが夏休み後半には沸々と湧き上がってきたが、ちょろちょろ大学に行っていた今年の夏休みはそんな気持ちがわき上がってこなかった。やっぱり長期の休みは日常を感じない場所で過ごし、頭から日常を完全に切り離すことが必要なんでしょうな。コロナ禍の中でも、家族と楽しく過ごせる時間が持てただけでも良しとしないとな。

さて、来週からは講義も始まるので、ボケっとしてられない。10月からの後期の講義準備もボチボチしないとな。

やるべ。

Proofs

先日アクセプトされた論文の proofs の依頼が来た。

論文を出す仕事の中で一番嫌いな仕事なんだよね、proofs って。アクセプトされたら気が抜けてしまって、もう一度アクセプトされた論文に向き合うモチベーションが、ね。なかなか出ないのよ。でも、まじめに対応しないと「やっちゃったぁ・・・」ってミスがあるからな。前回の論文はなぜか著者のスペルが違ってたからね。そういえば、昔、写真が左右逆だったこともあったなぁ。これはproofs のときには気付かずに、後から気付いて erratum を出したっけ。

ちなみに、すでにオンラインでは公表されているが、これは暫定版って感じですかね。

https://authors.elsevier.com/sd/article/S0176-1617(20)30143-7

ということで、気合を入れてチェックしますかね。

中間報告会

中間報告会も無事に終了。

中間報告会と言っても、ラボの進捗発表会じゃないべ。博士3年生の中間報告会。要するに、博士論文の執筆にゴーサインが出るかどうかの審査会ですな。うちのラボには居る博士課程3年生のスタッフが中間報告会に出陣したわけです。

結果は「合格」!

審査員の先生方にはもっともなご指摘をいくつか受けたのだが、できないものはできないのであって、そのことは博士論文でディスカッションすればよいことである。スタッフには審査後そう伝えた。もちろん、エレガントな suggestion もあったので、それらは積極的に博士論文に採用する予定である。総じて、前向きな中間報告会だったわ。すでにファーストオーサーの学術論文を2報持っているので、それも効いたかな。

ということで、無事に博士論文の執筆に進むことができたのであった。すなわち、1月にディフェンスがあるんだなぁ。ビリビリしびれるだろうなぁ。入試業務と合わせて忙しくなるだろうなぁ。まぁ、何とかなるでしょ。

順調にいけば、来年、再来年もこの過程を踏むのだな。この苦労はラボから博士を輩出できる喜びに変わるってやつだな。

論文投稿完了

論文投稿が完了しましたよっと。

休み明けの一発目の仕事は論文投稿でした。うちのラボで4-5年で一回しか出せない雑誌(お恥ずかしい限りです・・・)に投稿してみた。内容的には問題ないと思うのだが、ちょっと弱い部分(=うちのラボでは分析できない)があるので、感覚的にはフィフティ・フィフティだと思う。何とか引っ掛かってくれ!と祈りながら、submission button を押した。

さて、論文がひとつ旅立った。今、対応するべき手元にある論文は2つ。ひとつは夏休み前に受け取った revision の論文。これは、うーーん、コメントを読むとmajor revision レベルの修正が必要で、対応が難しいところもあるので、リバイズの締め切りとなる24日には間に合わないかもな。その時は、期限の延長を頼むしかないかな。

もう一つの論文は書きかけの論文。Results からの再開ですな。この論文は「生みの苦しみ(=書くのに苦労する)」があるので、なかなか前に進まない。でも、まぁ、一番難しい introduction は書き上げているので、あとは粛々とまとめていくだけかな。まぁ、small paper にしかならないけどね。

で。次の論文を考えて、手を付けることができなかった研究プロジェクトの最終実験をラボのスタッフにお願いした。次の論文候補はこれだな。

2020年も残り4カ月ちょっと。今書いている論文は順調にアクセプトされれば2021年産になる。もう2021年に向けて動き出さないとな。研究費の獲得も。

やるべ。やるべ。

明日から長期休養

明日から長期休暇である、カレンダー的には。

毎年、夏休みと有休を利用して東北の方に1週間以上帰省していたのだが、今年はコロナ禍で帰省することは断念した。車で行くのだけど、それでもね。田舎だからね。関東から来たっていうと、近所の人からいい顔されないだろうしね。気持ちよく帰省できるまで、うちの実家にも、かみさんの実家にも帰りません(キリッ)。ということで、今年の夏休みは甲府でかみさん、子供との時間を楽しむってやつですね。

カレンダー的には、8日(土)~17日(月)まで休暇である。連休 + 有給 + 大学の夏休み + 週末 で。しかし、帰省しないので仕事をちょこちょこ入れてしまった。アカンやつやん。
今のところ・・・

8日(土) 共同研究先の企業さんと打ち合わせ
9日(日)オープンキャンパス
17(日)某集まりの役員会

12日(水)にも予定が入りそう・・・。昨日のブログの論文リバイズも考えないとな。

まぁ、大学内での仕事ばかりなので、十分休養は取れるけどね。ただ、毎年、ヒトよりもカエルの方が多いド田舎の緑の中で頭の中をリフレッシュしていたので、甲府でリフレッシュできるかは???だな。非日常の中でのリフレッシュではないのでね。まぁ、必要最低限の仕事はこなして、それ以外の仕事はよっぽどの緊急事態でもなければ休み明けで勘弁してもらうって感じですかね、今年は。去年までは東北に居たので、メールや電話で対応できない仕事は物理的に帰宅後に回せたからね。今年は大学に直ぐに来れちゃうので、その辺りのさじ加減を気を付けないと、リフレッシュできないかもね。

ということで、夏休みの間はブログの更新はしません。一応、これも仕事の一環なので。

次回、18日(火)にお会いしましょう。

審査結果が戻ってきた

ややや、論文の審査結果が戻ってきた。

もう少し時間が掛かると思ったんだけどなぁ。約一カ月で戻ってきましたか。論文審査なんて早く結果がわかる方が良いんだけどね。いいんだけどね。実は明後日から長期休暇を取るのよ。明日のブログに「長期休暇中は仕事はしません(キリッ)」と書く予定だったんだけどね。まぁ、仕方がないな。

ということで、審査結果は revision です。majorとか minorとかは書いてないので、 reviewers のコメントを読まないとどれくらい対応が難しいかわからへんな。editor からのレターには、

「Please revise the paper within 21 days.」

と書いてあるので、追加実験はないのかな!?とも読める。追加実験があるなら、3週間じゃあ対応できないしな。
でも、その後に、

「 In case you need more time, please inform the Executive Editor of the journal.」

とも書いてあるので、追加実験があれば期限の延長だな。そうこうしているうちに英文校閲から論文も戻ってくるだろうな。それもチェック後さっさと投稿しないとな。

うん、仕事が立て込んできた。長期休暇前でタイミングは悪いが、嬉しい悲鳴ってことにしておくか。論文関係で忙しくなることは良いことでしょ、自分お仕事的には。でも、まぁ、長期休暇後の対応だな、この2つの論文は。

ヘッドセットが配布された!?

突然、大学からUSBヘッドセットが配布された。

P7311989.JPG
全教員に配布されたようである。学科長だが、このことは全く知らなかった・・・。コロナ対策のオンライン講義用ってやつですね。すなわち、本学は後期もオンライン講義を行うってことですな。

でも、とうの昔に'クールな'ヘッドセットを使っているのよね。
P7311990.JPG
ONIKUMA のゲーミングヘッドセットです。愛用しすぎて、おっさん臭いわ。

ちなみに、周りの先生はみんな自分用のヘッドセットを既に買って使用しているので、これって〇策ってやつ!?まぁ、仕事(教育、会議など)で使うので大学が用意するってのはわからないではないが、大学から校費も貰ってるんだしね、そこから必要に応じて個々に購入すれば良いこと(ちなみに、自分は私費で購入。知り合いの先生も私費ですね)。本当に必要な人だけにすればよかったのにね、アンケートでも取って。アンケートがあったら、自分は既に持っているから不必要ってしたな。実際、そうだし。

で、このヘッドセット、どうしようか。
困るよね。
箱から出す必要もないので、タンスの肥やしってやつかな。人にあげたり、転売もできないだろうしね。
ONIKUMA も笑ってるわ。

Your Submission

「Your Submission」という件名のメールが届いた。

あれですね、あれ。minor revision をリバイズした論文の審査結果ですね。思ったよりも早く審査結果が返ってきたので、期待大。急ぎでメール本文を開けると見えました、あの美しいフレーズの文章が!

I am pleased to inform you that your paper "XXXXXXXX" has been accepted for publication in YYYYY.

ということで、無事にアクセプトです。
お~~し、おし、おし!
初投稿からアクセプトまで一か月半。
優秀な論文でしたな。
minor revision 時のコメントが51個あったけどな。

前回の論文に引き続き、企業さんとの共同研究の成果です(別の企業さん)。こうやって共同研究の成果を学術論文にさせてくれるのはやはり良いですよね。学術論文が企業の研究開発活動に活用できるという考え方。こういう企業さん、大好きです!
ちなみに、first author は修士のスタッフ。学部での仕事ですね。

さて、corresponding author として投稿中の論文がひとつになってしまったわ。今、英文校閲に出しているものを入れても2つ。しかし、ラボのスタッフが頑張ってくれているので論文書きには困らないわな。もっとも、最後の詰めができていないのばかりなんだが・・・。

フライング気味だが、次の論文書きを進めましょうかね。

対面の会議が増えてきた

対面の会議が増えてきたことを実感する。

7月は21日ビジネスデイがあり、9回対面での会議があった。まぁ、 Zoom 等では「まずい」ものもあったので、まぁ仕方がないとも言うが、少し警戒感がなくなってきているような気がする。ちなみに、Zoom の会議は一度もなかった。不必要な会議は行わないからであろう。これまでどれだけ無駄があったかと言うことである。集まらなくても良い会議はコロナ化が収束してもメール会議や Zoom で済ませたいものである。

Zoom と言えば、うちの研究に興味を持ってくれた他大学の学生さんと Zoom で話をした。ラボのホームページ(http://www.wine.yamanashi.ac.jp/fruitgenetic/index.htm)に書いてる、

【ラボの目標】 醸造用ブドウの研究で「日本一」のラボになる!
そして、世界のワイン先進国、新興国と互角の戦いをする!

ってのが気になったようである。まだ達成はできていないか・・・半分達成しているような・・・という話は置いておいて、こういう Zoom の使い方は凄い有意義だと思う。まずは遠隔で「興味のある研究をしている」教員と話をして、更にラボのことを知りたいと思えば、研究室訪問すれば良いのだしね。交通費も掛からないので、お財布にも優しいしね。これまではメールでやり取りをしていたけど、一発 Zoom っての全然ありだな。ちなみに、この学生さんは8月末にラボを見に来る予定。

そういえば、今年のオープンキャンパスはウェブでの開催に決まった。

https://www.yamanashi.ac.jp/web-opencampus

これはこれで仕方がないわな。自分も Zoomでの個別相談に参加するようなので、テンションマックスで大学をアピールしましょうかね。